中村ふみ 「裏閻魔」

LINEで送る
Pocket

兵庫県 ラジオネーム じぇりい

中村ふみ 「裏閻魔」
①この本のおすすめどころ
一言でいうなら時代をまたいだ壮大なファンタジーでラブストーリー。
江戸末期、「鬼込め」という禁忌によって図らずしも命を救われ不老不死という呪われた人生を生きる事となった閻魔。
時代が流れていく中で彼を理解してくれている人々から自分だけが変わらずに取り残されていくという寂しさ、鬼と人との間で揺れ動く葛藤。
因縁の兄弟子、夜叉との関係も目が離せない。 時代は流れ、出会う者全てが何の因果か閻魔に繋がる。
これも鬼の引き寄せなのだろうか。
戦後の混沌とした生きにくい時を、時に間違い、後悔しそれでも人間らしくあろうとする。
そしてもうひとつ、閻魔と奈津の恋の行方。お互いに惹かれ合いながらも歳を取らない閻魔に対し妹であり、姉であり、母であり、祖母であった奈津が取った行動とは。奈津の最期の何と静かで美しい事。
決して惜しい訳ではないけれど滅多に泣かない私が、これにはやられました(笑)

②この本との出会い
去年あるオフ会の本の交換で、私が持って行った時代小説を読まれた方が「時代小説も中々いけるな」ということで、ご自分で探してこられた本が「裏閻魔」だったのです。
それをイベントページにレビューされて、たくさんの方が読まれて高評価だったので読みたいと思ってたところ、FBフレンドさんからお借りすることが出来ました。
その後自分でも手元に置いておきたくて、結局購入しちゃいました。

③今年一番のGood news
本で繋がったFBフレンドさんが保護された仔猫を我が家の家族として迎え入れた事です。
生活が一変しましたが楽しい毎日を送っています!

♬中村ふみ
1961年生まれ。
高校時代には、アガサ・クリスティを始めとしたミステリーを愛読。27歳で結婚後、執筆活動を開始する。育児の合間を縫って応募した作品は、女子向けミステリーから短編・TVシナリオ・マンガの原作など多岐にわたる。2000年以降より短編やライトノベルが各賞で最終選考に残るようになり、2010年『裏閻魔』にて第1回「ゴールデン・エレファント賞」大賞を受賞し、作家としてデビューする。

裏閻魔は第一回 ゴールデンエレファント賞受賞
「ゴールデン・エレファント賞」は、日本人作家に世界での活躍のチャンスを提供することを狙いとする 《国際的エンタテインメント小説アワード》です。
日本のコンテンツ・クリエーターの中から世界に通用する優れたオリジナルの小説作品を発掘、 その作家の育成を目的として2010年度より開催されました。

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください