マイケル・ルイス「マネーボール」

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京都府 よっしー

マイケル・ルイス「マネーボール」

「マネーボール」の魅力
「マネーボール」は、米メジャーリーグのオークランド・アスレチックスの
ゼネラル・マネージャー(GM)であるビリー・ビーンが、
セイバーメトリクスという統計学の理論を基にした独自の選手獲得法や起用法を実践しつつ、
低迷する貧乏球団をリーグ史上屈指の勝負強いチームにしていく様を描いています。
そんな本作の一つ目の魅力は痛快さ。
ビーンがGM就任当時のアスレチックスは、有力選手が引退したり、
高額で他球団に引き抜かれたり、あるいは資金が少ないために
代わりの有力選手も補充できなかったりといった散々な時期でした。
資金面では他球団と同じ土俵で戦っても負けるだけ。
ならどうしたらいいのかと考えた末に、そこで彼は考え方を変えます。
己に見合った、己に適した戦略を立てて勝負をするわけです。
でもその考え方の一部は、それまでの野球界の「常識」からは外れる部分もあり、
球団内外から猛反発をくらいます。
そこで挫けずに突き進み、実績を上げていく様がスカッとするんですよね。

二つ目の魅力はビーン自身の生い立ちとキャラクター
かつては高卒の注目の有望株として高額の契約金でドラフト契約された選手の一人だったビーン。ただプロでは全くと言っていいほど芽が出ないまま引退しています。
本人も認めていますが、とても短気でお世辞にも人格者とは言えない人物です。
そんな彼は自分のチームの試合をリアルタイムに見ることができない人物でもあります
(悪い結果だと周囲のものに当り散らしてしまうような性格のため)。
友達としては付き合いづらいタイプかもですが、どこか憎めない共感できる部分もあり、
何とも言えぬ魅力を感じます。
ノンフィクションでありながら、小説的でもあり、
様々なビジネス書に書かれている事柄の実践サンプルとしても楽しめる。
読み手を選ばないレアな本やと思います。ぜひご一読を。

「マネーボール」との出会い

ブラッド・ピットの製作・主演で映画化されていて、これを映画館で観たのが最初です。
派手さはないんやけど、ノンフィクションをうまくエンタテインメントに色付けしていて
とにかく面白かった。
映画を観て大筋を掴んでから原作に取り組むってのもありやと思います。
スポーツに関する思い出

小学校の三年生の時だったか、育った地域で少年剣道教室が始まり、
単純に道着と防具姿に憧れて始めました。 ところが練習の厳しいこと厳しいこと。
打ち込み稽古ではフラフラになって動きが鈍くなると、
先生に突き飛ばされたり壁に叩きつけられたりと、
週に一回、土曜の夕方の2時間が子供ながらに憂鬱で、時々、面の奥で泣きながらやってました。
そんな思いをしてるのに、結局中学のクラブ活動も剣道部で
最終的に初段までとって中3でやめました。
ただ基本的な礼儀とか姿勢とか僕の根っことなる部分は、剣道のおかげで身に付いたと思ってます。 基本、鈍足なのでスポーツは苦手意識があって、
得意と胸を張って言えるのは他には水泳ぐらいです。
あとはスキューバダイビングのライセンス持ってます。実は馬にも乗れます。

♫剣道を題材にした小説
・『鹿男あをによし』(しかおとこあをによし)
2008年1月には「2008年本屋大賞」の10作品にノミネートされた
万城目学のファンタジー小説、
奈良の女子高に赴任した教師が奈良公園の鹿に命を受け、
日本の滅亡を防ぐために奮闘するファンタジー小説。
タイトルの「あをによし(青丹よし)」とは枕詞で奈良の前につく修辞である。
2007年4月10日に幻冬舎より刊行され、2007年夏には第137回直木賞候補にもなった。

・『剣』(けん)は、三島由紀夫の短編小説。
大学の剣道部での人間模様を描いた小説である。
清らかな微笑をたたえ、「剣」の道に全霊を傾け、極みを追い求める若い主将が、
一部の部員の些細な裏切りによって諌死するまでが描かれ、
その結末にもかかわらず、「一種澄妙な透徹感」が全体をつらぬき、
無駄なく明瞭な描写力の備わった作品となっている

・『ひかりの剣』は、2008年に文藝春秋から刊行された海堂尊の長編小説
年に1回、夏に大学医学部の剣道部員達の間で行われる「医鷲旗大会」。
その大会では手にしたら外科の世界で大成すると言われている「医鷲旗」を巡り、
医学生が鎬を削りあっていた。そんな大会を前に、
二人の医学生・速水晃一と清川吾郎の物語は始まる。

・『武士道シックスティーン』(ぶしどうシックスティーン)
誉田哲也による日本の小説作品。
日本舞踊から剣道に転向した「柔」の早苗、剣道エリートの「剛」の香織。
2人は中学最後の横浜市民大会で戦うが、早苗が香織に勝ってしまうところから物語が始まる。
この因縁の2人が一緒の高校に入り、敗れた悔しさを忘れない香織と、
そんなことはとっくに忘れている早苗が切磋琢磨しながら、お互いに成長していくストーリー。

・『六三四の剣』(むさしのけん)は、村上もとかによる日本の漫画作品、
『週刊少年サンデー』(小学館刊)にて1981年から1985年まで連載された。

・藤沢周「無曲(むこく)」
舞台は、北鎌倉学院高校剣道部。前述の矢田部研吾はそのコーチ。
剣道部は強豪というわけではなさそうだ。
その剣道部員と、ふとしたことがきっかけで、小さな諍いを起こす生徒がいる。彼の名前は「羽田融」。ラッパー志望の高校2年生だ。この小説の主人公である。

 

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