「人生エロエロ」 「されど人生エロエロ」著者:文・イラスト みうらじゅん 表紙:和田誠 文春文庫

LINEで送る
Pocket

ラジオネーム ピロシキ

エッセイおすすめ本

「人生エロエロ」

「されど人生エロエロ」

著者:文・イラスト みうらじゅん 表紙:和田誠 文春文庫

この2冊を紹介します

①この本のオススメどころ

この本は週刊文春で連載されていたものを文庫シリーズ化にまとめたものです

現在では「されど人生エロエロ」につづき3冊目の「人生エロエロだもの」

までまとめられています

僕にとっては同世代(多分同級生)でありDNAの99.9%が一致しているという

驚異のシンクロ率になっているに違いない、とひそかにリスペクトしている

みうらじゅん師ですが

この本を読んでしまって、ますます親近感を実感、という楽しい気分よりも、

まるで自分のドッペルゲンガーがみうらさんの仮面をかぶって存在しているか、

自分が別名みうらじゅんとなって存在しているパラレルワールドが隣にあるんじゃないか?

という妄想まで抱いてしまって不気味な気分にさえなってしまいます

 

僕が知らないうちにしたためて封印していた恥ずかしいコトノートを

みうらじゅん師がかってに開封し世に出したんじゃねえの?って言うくらいです

旧ルパン三世の第一話の峰不二子ちゃんや時代劇のおんなくノ一にドッキリとしたり

小学校の行き帰りにわざとピンク映画館のポスターのある街角をより道したり

といった小さいころの甘酸っぱい思い出から

ラブラドールレトリバーはラブドールと

ボーヴォワールはボーボーアールと連呼して袋閉じを切り取るといった現時点での

誤読・みうら迷コピーまで、あるある、あったあったネタ満載で

付箋を貼りはじめると横に貼り天地に貼り・・と大変な状態になってしまうのであった

こんな風にハゲドウ:激しく同意したりしているととリスナーの本スキ女史たちは

馬鹿ねえオトコって。とか、コレ盛ってるでしょ?と感じられるかも

知れませんが、ソレ全くチガイますよ。

オトコなんて違うのは髪の毛の量とベルト回りのサイズだけで

中身もアタマのなかも全くおんなじ!自明の定理、宇宙の法則、なのです

というわけで この本は、いつまでたってもオトナになれない困った男子たちにも

その男子を呆れてしまったり、馬鹿ぶりをなかなか理解できない女子たちにも

相互理解と「前進的かつ不可逆的な対話と交渉」のためのレジュメとしても

しっかりと自信をもってオススメし指定図書に値するものであります

 

②その本との出会い

本スキグループのある女史から回って来ました。

また彼女とは別の既読の女史に言わせれば、返品不可!

常時スナフキンのように定住の幸福は許されず

旅から旅の宿命を負わされているのです

それで本を貸していただくときに栞のようなかたちで既読メンバーがわかるような仕掛けをしてみようよ

って提案があったので自称本スキグループのなんでもクリエイターたる僕が悪ノリして写真のような

「本が好き小学校 図書室」図書カード、を作製しちまったですよ。

この図書カードセット、われながらとっても良く出来たので

御希望の方にはデータ送信いたします、え?いらない?(笑)

そんないきさつで、本スキグループの回覧図書に認定された名誉ある一冊です。

今、この本はどなたの手元にあるのでしょうや? それは秘密、お楽しみです

 

③エッセイの魅力

この本だけじゃなくてエッセイというジャンルの魅力ってことですよね?

最近僕は短歌とか俳句なんてものを加齢臭とともたしなむようになってきているのですが

そうするとよく実感できるのはエッセイとか俳句とかというものが、文章とか製作物というよりは

作者のそのとき、そのときの感情とか感想の再生装置なんだな~と感じるようになりました

しかも、その媒体としての精度がとってもよくて、優れた作品は優れた記憶媒体の解像度に同じで

テレビ録画モードで言えばLPよりもSP、SPよりもDRみたいに、とてもリアルでヴァーチャルに

心とか感情を再現していると感じます

歌人の俵万智さんの短歌なんてエッセイではないですがすごくオススメですよ

「知らぬ間に脱皮する子か 上履きのサイズ大きくなるたび思う」

「特大のバンドエイドをあがなえば 男の子かい?男の子です」

 

♬みうらじゅん

「そう、愛なんてちっぽけな人間には一つしかないんだ。

無報酬であげられるものは本当に一つしかないに決まってる。

でもそんなこと言い切ったらモテなくなるから言いたくないけど」(本文より)。

芸術、友、エロ、青春、尊敬する人、思い出、そして大切な女。

すべてに愛を捧げながら生きるみうらじゅん。彼にとっての真実のLOVEが詰まった心ふるえるエッセイ集。

  • 『PEACE―miura jun rare tracks 1990‐2003』(2003年、世界文化社) – 随筆
  • 『十五歳』(2009年、TBSサービス) – 詩・随筆
  • 『テクノカットにDCブランド』(2010年、太田出版) – 随筆
  • 『人生エロエロ』(2014年、文藝春秋) – 随筆
  • 『されど人生エロエロ』(2016年、文藝春秋) – 随筆

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください