「こいつとは長い付き合いだけど、こんな一面持ってたのか〜」
ホンスキーズBOOK「オススメの父の本」
オススメ人 東京都 ラジオネーム 雀の仁王立ち
この本のおススメどころ
読んだ後の印象が「カワイイ作品」。
児童文学を連想するような柔らかい雰囲気に、サラサラ読めるテンポの良さ。
それまで読んだ宮部作品が→レベル7・龍は眠る・火車・蒲生邸事件・クロスファイア・模倣犯・理由etc。
ブレイブストーリーやドリームバスターは読んでなかったので、なんか意外な一面を発見したような感じでしたね。
「こいつとは長い付き合いだけど、こんな一面持ってたのか〜」みたいな(笑)
この本のおススメどころ
よくある話で、職場の同僚に貸してもらいました。
父との思い出
⑴「はてしない物語」…
小学4年生頃かな?クラスでブームになりましてね。1冊¥3000、高ッ!当時我が家は小遣い制ではなかった為「兎に角なんでも手伝いやるからお駄賃ちょうだい!」と交渉。コツコツ貯めましたよ。昔はタバコの自販機で買った後お釣りを貰える、なんて事も。で、父はチョイ多めにくれたり(笑)。
目標金額になり、いよいよ買いに行く!って日は、小雨が降りしきる日曜日。待ちきれなくて「早く行こうよ!」と、父をせっつき車でgo!が、父はなんとなく乗り気ではなく「?」と思っていた私。ようやくその原因がわかりました。
『お店は10時にならないと開かない』
…時刻はまだ9時30分過ぎ…だったかな?父よ〜言ってくれよ〜逸る気持ちを抑えられなかった私、阿保みたいじゃ〜ん…お目当ての「はてしない物語」は無事手に入れました!ま、終わり良ければすべて良し
⑵ヘミングウェイ先生…
20歳くらいの時、初めてヘミングウェイを読もうと、1番薄い「老人と海」を同僚から借りるも…読むのに難航しました父に電話で「ホンットにつまんないだってたかが釣りの話でしょ⁉︎なんでこんなに大袈裟に書く必要があるのよ」と爆発。すると受話器の向こうで父はゲラゲラ大笑い。「人生もう10年くらい生きてみたら分かる」と言われてそのまま。孤独について書かれていると言っても、二十歳そこそこの小娘には分かるはずもなく。あれから10…いやもっと時は過ぎたな。…またチャレンジしてみようかな?と思う今日この頃です。
⑶早朝のカップ麺…父の早朝散歩に付き合うと、家では食べられない「カップヌードル」にありつける!という特典(?)が。
地元は田舎で洒落た店なんて無く、大人は流行り物に興味なし。インスタントはおろか、マックやケンタ、ピザなんて積極的に取り入れようという家ではありませんでした。が!大人はそうでも子供は食べてみたいのよッ!
そんな気持ちを察してか、よく父が日曜日の早朝、公園に散歩がてら近くにある商店に顔を出し、母に内緒でカップヌードルをその場で食べさせてくれました(笑)(おばあちゃんが1人で切り盛りしてて、日用品なんかも一通り揃ってる昔懐かしのお店)…今思えば「餌付け」か?内緒のカップヌードル、美味かったなぁ〜
RFA協会 リーディングファシリテーター
「ホンスキー倶楽部」
パーソナリティ ぐーりん
フェイスブック(ホンスキー倶楽部)
https://www.facebook.com/honsukiikurabu.yumenota
https://www.facebook.com/honskiy.guurin
http://instagram.guureenn(インスタグラム)