「クライマーズ・ハイ」ならぬ「リーダーズ・ハイ(Readers high)」でした。
ホンスキーズBOOK「オススメの山の本」
オススメ人 兵庫県 ラジオネーム かのんパパ
この本のおすすめどころ
随所で、元記者である横山秀夫のただならぬ作品に対する意気込みが感じられます。
果たして彼はこの会心の力作を書くために作家になったのではないか、と想像したほど。
ジャーナリズムの現状をリアルに描き上げる、元記者だからこその、無駄のない、しっかりした構成も見事です。
読み終えて唸るまで、頁をめくる手を止めることが出来ませんでした。
「クライマーズ・ハイ」ならぬ「リーダーズ・ハイ(Readers high)」でした。
この本との出会い
8年前に古本屋でたまたま手にしたのですが、当時大学生だった妹が、当時教員をしていた私に、簡単な書評を依頼してきたので、これにしようと思い、読んだのでした。
ちなみに妹は現在、教員としてたくさんの本を学生たちに紹介しています。
山に関する思い出
大学2年の時に、同じクラスの親友が長野の常念岳という山に篭ってしまい、彼を呼び戻す説得をするために、クラスの仲間や先生と半日かけて、その山を登ったこと。
登山経験のない僕たちはジャージやジーンズという姿で、Tシャツには「祭」とプリントされていたり。。
登山口で、本格的な登山服を着ている人たちを横目に「えっ、どうする?大丈夫かな、俺たち、、、」と不安を隠しきれない仲間たちを励まそうと、
「あそこにあるスローガンでも元気に読み上げて、気合いれようぜ!」と、僕は言ったのでした。 そこに書かれてあったのは「引き返すのも一つの勇気」(汗)
頂上で飲んだビールとメンマの味。
「山籠りの彼」と仲間たちと、常念小屋の屋根に登って眺めた星空は、これからも忘れることはないでしょう。
「その後彼は??」
そのあと1ヶ月山に残り、大学へは戻らずノルウェイに留学しました。
その後、同志社大学へ編入しますが、今でもたまに会う親友です^ ^
RFA協会 リーディングファシリテーター
インターネットラジオゆめのたね放送局
関西チャンネル「ホンスキー倶楽部」
パーソナリティ ぐーりん
フェイスブック(ホンスキー倶楽部)
https://www.facebook.com/honsukiikurabu.yumenota
https://www.facebook.com/honskiy.guurin