「1995年に発表され既に絶版」
ホンスキーズBOOK「本当はとっておきで言いたくないけど、紹介しちゃう本」
オススメ人 ラジオネーム 茨城県 きーさん
この本のおすすめどころ
1995年に発表され既に絶版になっている『サルサ~ラテン・ディスク・ガイド』
という一冊です。
1950年代以降に登場した「著者オススメのラテン系CD」の紹介と
日本で活躍したミュージシャンのエッセイが収められています。
今ではネットで音楽が買えたり試聴や聴き放題など様々なサービスがありますが、
この本が出た頃は未だCDショップへ出掛けて目当てのCDを探すのが当たり前でした。
特に「ラテン音楽」ともなると大手レコード店や輸入専門店でないと
出会うことが出来ないジャンルで、この本から気になるCDをチェックしては
頻繁に買い出しへ出掛けました。
今の様にネットで検索して簡単に手に入る時代ではないので
お目当てのCDを見つけた時の嬉しさは格別でした。
また、この本には元オルケスタ・デ・ラ・ルスのカルロス菅野氏や
1年数ヶ月前に解散したTHE BOOMの宮沢和史氏などなど、
当時の日本のラテンブームで先頭に立って活躍していた
若きミュージシャンのエッセイも掲載されています。
ラテン音楽はJ-POPやロックなどと違い、
極端に情報ソースが少ない音楽ジャンルでしたので買った当時から大切にしている一冊です。
この本との出会い
東京都内のレコード店のワールド・ミュージックのフロアで小冊子やライブのチラシなどと共に2冊だけ陳列されていて即買いしました。
きーさんにとって「読書」とは?
元々、読書は「情報を得る為のツール」という認識でしたが、
Facebookの「本が好き倶楽部」でホンスキーの皆さんと交流する内に
小説の楽しさを教えて貰いました。
読まず嫌いもありますが小説も読み始めて読書の幅が広がりました。
♬「オルケスタ・デ・ラ・ルス」サルサの楽団 → ラテン音楽
ニューヨークでキューバ音楽をもとにジャズの要素を加味し音楽家達が作った。
70年代ロック・ソウルなどの要素を吸収しつつ、ラテンアメリカ各国に広まる。
明るいリズム、気持ちをあげたい時におススメ
♬サルサ
サルサはラテン音楽の一つである。スペイン語のソースを意味し、いろいろな音楽が混ざって形成されたことから命名された説がある。
リズムの基本となるのは南米音楽特有の「クラーベ」という単位である。クラーベのリズムは一般的に2-3(ツースリー)、3-2(スリーツー)と言われるリズムで、一般的に2(ツー)はシンコペートされた2拍目と3拍目のみ、3(スリー)は4拍子を三連符のリズムでクラーベスの音を出す。その二つでワンセットの「クラーベ」という単位になり、そのクラーベのリズムにベースやピアノが加わり、コンガ、ボンゴ、ティンバレスなどのパーカッションや、トランペットなどのホーンセクションが加わって構成されていく。
加わる楽器や演奏形態は、ソンやモントゥーノ、ルンバ、グアヒーラ、ボレロなどリズムによって変わる。クラーベとはスペイン語で基本・鍵と言う意味で、楽器のクラーベは2本1セットで演奏するためクラベスと言う。
RFA協会 リーディングファシリテーター
インターネットラジオゆめのたね放送局
関西チャンネル「ホンスキー倶楽部」
パーソナリティ ぐーりん
フェイスブック(ホンスキー倶楽部)
https://www.facebook.com/honsukiikurabu.yumenota
https://www.facebook.com/honskiy.guurin